馬鹿と平凡のあいだ。

「ああ……かっこいいな。そんな生き方ができればいいな」
と私が思う人は、たいてい頭のネジがいくつか外れている。

 

普通の人っだったら、たじろいでしまうような選択を無意識にし続けて、自分の好きならように生きている人たち。
たぶん、頭のネジが外れているんだと思う。

 

馬鹿と平凡のあいだにいる私は、馬鹿に憧れ続けたままオトナになって、でも平凡のでいるには収まりきらなくて、その狭間で右往左往している。

 

 

 

”好きに”に素直に生きてる人ってかっこいい 

例えば、俳優さん。

ほとんどの俳優さんは定額の月給をもらっているわけではないし、才能がないとやっていけない世界。
オーディションを受ければ受かることもあるし、もちろん落ちることもある。
その度に自分の至らなさと対峙して悔しい思いをする。

それに軌道に乗るまではアルバイトをしながらの生活。

多くの人は俳優という道を選択する前にひるんでしまって、その一歩が踏み出せない。

それでも、目の前に立ちはだかる壁なんてもろともせずに俳優という職業を選択できるのはきっと俳優という職業が好きだから。
”好き”に素直になったから。

 

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”好き”に正直になったら、あとは馬鹿になればいい。

”好き”とか”夢”がはっきりしたら、あとは馬鹿になるだけ。

あとはリスクなんて考えないで飛び込めばいいだけ。馬鹿になればいいだけ。
夢って本来は、悩みすぎて前に進めなくなるためのものじゃなくて、夢に向かってるから今が楽しいって思うためにあるはず。

だから、リスクをとってでも進んだほうがきっと楽しいし、世界はきっと変わるはず。

今より少しだけ馬鹿なふりして、小さいリスクを気付かないふりして選んでいこう。

 

とは言っても、”馬鹿”と”平凡”のあいだで揺れ動いている私は馬鹿になりきれなくてもがいているのだけど。

今のままでもいいって開き直れてしまえばいいけど、それもできなそうだから、また明日も悶々としてしまうのかもしれない。