"プロ”と”アマチュア”の間にどれだけの差があるのだろう。

何かを伝える人になるには、「みんなより秀でていなくちゃ」って思っていた。

だから、発信することに対して自信が持てなかったし、いつまで経っても発信なんてできっこなかった。

でも、プロとアマチュアの間にどれだけの差があるのだろう？

自分でプロとアマチュアの間に壁を作って踏み出せないでいただけなんじゃないだろうか？

"できる"ことと、

できるように見せる"ことにどれだけの差があるのだろう。
— 班目美紀 (まだらー) (@madara_152) 2017年7月4日

昔（と言っても、24歳の私にはそんなに昔のことはわからないのだけど）に比べて、現代は発信することがより身近になった。

日本国内だってアフリカだって、余程の辺境の地にいかない限りは、ネットが通じていて、何かを発信したいと思った瞬間にtwitterでも開けばすぐに発信できる時代。

発信することのハードルもグッと下がった。

こうなってくると、こと「発信」においては、プロとアマチュアに何の差があるというのだろう。

アマチュアがプロを越していった例

このパターンすごく多いと思うんです。

例えば、らふらくのタクスズキさんとか…

それこそ、はあちゅうさんとか…！

挙げ始めたらキリがないくらいたくさんの方がいらっしゃいますよね。

でも、その多くは大学で「文章の書き方」や「発信」について学んできた訳ではないと思うし、いわばアマチュアから独学で上り詰めた人たちばかり。

あと、文章よりも最近顕著になっているのは、アマチュアのインスタグラマーさん！

きっとこの人たちも、大学などで写真の勉強をしてきた人たちではなくて、趣味で写真を撮っている人たち。

スナップマートとか、もの凄いと思います。

ものすごい上手なカメラマンさんの写真よりも、同世代で今の流行りに敏感な人の写真の方が見たくなってくる。

こうして見ていると、プロとアマチュアの差がどこなのかどんどんとわからなくなってきますよね。
でも、アマチュアの中でも突出してる人とそうではない人がいる。

アマチュアの中で突出している人／プロの人と、平凡なアマチュアの差って結局は何なんだろうと考えてみると、結局は意識の差なんじゃないかな？って思います。

私がそれを一番感じた時は、大学時代の研究室でした。

私の研究室は同期が一人だけ。その子は有名雑誌でモデルをしてました。

スタイルも良くて、顔も小さくて、さらには勉強熱心で…

「モデルなんて…w」と影で噂されることもあったと思うけど、その子の美に対する努力の量は半端じゃなかった。

見た目ではわからないくらいの体型の変化に敏感で、そのプロポーションを保つために、ジムに通ったり、小顔矯正に行ったり…
私が夜だけどお腹空いたし…とお菓子に手を伸ばしてしまうような場面でも、彼女は決して妥協をしていなかった様に感じます。

彼女はい自分がモデルであることに誇りを持っていたし、モデルとして人の前に立つことに対して意識が高かった。
きっとそれは、撮影に行く度にプロ意識が刺激されたのだと思います。
周りの子があれだけ努力をしているから。自分も劣らない様に努力をする。
それを続けることで、努力が当たり前になっていく。

意識の差は、環境の違いからくるのかもしれません。

上を見始めたら、それは果てしなくて。

でも、まずは自分が何者であるかを名乗ってしまえばいいと思うのです。

ライターでも、カメラマンでも。
もちろん名乗ってしまったからには、一つ一つのアウトプットに妥協はできないし、してはいけないです。

しかし、たとえ意識を高く持ったとしても、それを1人で維持するのは、なかなか大変…

だから、"その界隈"に自ら足を踏み入れてしまう。
踏み入れてしまえば仲間ができる。

あと、実際に足を伸ばすことができないのであれば、twitterのタイムラインを好きなライターさんで埋め尽くしてみたり。

「あの人が頑張っているから、私ももう少し頑張ってみよう」
それが続いていけば、きっと実力もついていくし、いつの間にか周りからもプロだと思ってもらえる様になっているはず。

まずは、恥を捨てて踏み出しましょう。
うん。不安だけどね。一歩ずつ。